kimuchiのひとりごと CAVING(ケービング)とは一言で言うと「鍾乳洞等の洞窟探検」の事です。 私は遊学祭で「篠立の風穴」を案内させて頂いている関係で、「日本洞窟学会」の方々と面識を持ち某日「篠立の風穴」を案内させて頂きました。 (もちろん、区の許可を得ています。 三重県天然記念物の為、許可を得なければ入洞できません。) CAVINGを行う人達をCaver(ケィバァー)と言います。 Caverの方々は私達一般の観光客の様な洞窟見学者とは異なり、洞窟や地質学に関するあらゆる知識、身体能力、探究心、安全第一の心得、ルール厳守(現状保存)等を備えており、細い穴もスルリと貫けたり高い所もヒラリと登る・・まるでスパイダーマンのような方々です。 もしかして・・・地底人カモ・・・(地底人に会った会った事はありませんが・・・) そのCaverの方々(6名)と風穴に入り、感じた事 それは私が30年若ければ・・・でした。 「篠立の風穴」には沢山の希少生物が生息している事は周知していますが、それ以外にも色々な事が解りました。 特に、全国的にも珍しい古来からの入洞記録の壁書が多い事です。 ・文化2年(1805) ・文政元年(1818) ・天保9年(1838) ・弘化3年(1846) ・弘化4年(1847) ・明治年間 ・大正年間 ・昭和46年(^^) 江戸時代、懐中電灯も無い、マジックやペンキや筆ペンも無い時代に・・・ タイマツの灯りで入洞し、すずり石と墨と筆を持って洞内で墨をすり、入洞記録を書く! その様子を想像してみて下さい・・・ なんだかロマンを感じますよネ! 壁書はどこまでが文化財でどこからが落書か・・・?その境目は不明ですが・・・ 少なくても江戸時代の物は文化財と呼べるのではないでしょうか? そして「江戸時代にもCaverは実在した」という事実です。 ヘルメットも無い時代に・・・ このリンクを考えたのは、地元の「篠立の風穴」を守っていく次世代の若者(子ども達)にCAVING及びCaverを紹介をさせて頂き、将来立田からCaverが育てばいいなぁ〜・・・と思ったからです。 もちろん、各団体様のLINK許可は得ています。 |
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