森の学校   



第8回 平成22年12月11日 竹トンボ教室



 昨日は藤原岳に初冠雪がありました。 

 今回の活動は昨年「炭出し体験」でお世話になった古田里山の会の牧さんに竹トンボの作り方をご指導いただきました。

 今年度の活動の中では由一の物作り体験です。

 参加の子ども達を3班に分け、それぞれ7cm、9cm、11cmの竹トンボを作り、どの竹トンボが一番よく飛ぶのかを体験しました。

 また、一人あたり2〜3個の右ひねりと左ひねりの竹トンボをつくりました。

 ノコギリで竹を切る所から始め、小刀で竹を薄く削り、キリで穴を開け、薄く削った竹をローソクの炎であぶってひねり、最後に竹串を刺してボンドで固めて出来上がりです。


 参加人数: 子ども 12人 、 保護者 1人、 スタッフ 5人
         合計 18人



 昨年、炭出し体験をした古田区の炭窯のある山小屋に集合しました。

 12月の寒さに負けず子ども達はみんな元気です。

 今回の活動で竹トンボの作り方を教えて頂く牧さんです。

 今回は比較的簡単にできるローソクで炙ってヒネリをつける竹トンボ作りに挑戦しました。




 最初に太い竹をノコギリで7cmから11cmの大きさに切ります。
 この作業は6年生に任せました。



 切った竹を鉈を使って1cmぐらいの厚さに切り分けます。


 この切り分けた竹を小刀を使ってヒネリが出来るぐらいの薄さに削ります。



 薄く削った竹の中央にキリで穴を開けます。



 また、薄く削った竹をローソクの炎であぶってヒネリを付けます。
 このヒネリ具合で竹トンボの性能が決まってきます。 また、右にヒネルか左にヒネルかで回す方向が違ってきます。 



 最後にひねった竹の穴に竹串を刺し、ボンドで固めて「竹トンボ」の完成です。

 竹トンボの制作風景です。

 また、牧さんが作成した良く飛ぶ竹トンボも全員にお土産として頂きました。

 皆大喜びです。