森の学校    



第7回 平成21年11月28日 炭出し体験

 秋も深まった11月の末、古田区の里山で「炭出し体験」をしました。

 今回お世話になったのは、この古田の里山で炭焼き窯を借りて炭焼きをしている牧さんです。
 牧さん達のグループは皆さんこの立田地区外に住んでいらっしゃいますが、毎週木曜日と土曜日にこの炭窯に集まって炭を焼いたり大工仕事をしたりと大人の遊びを満喫されている方々です。
遠く名古屋や四日市から集まってみえる方もいらっしゃるそうです。

 炭出し体験は、炭が出来るまでのお話から炭の種類やその用途まで子ども達にわかりやすご説明をして頂きました。
 炭の用途は焼き肉等を焼くのに使う事以外に、お部屋の消臭やご飯を美味しく炊く為に利用したりと沢山の事に利用できることが解り、みんな関心していました。


参加人数:子ども  10人 、 大人  10人



最初に牧さんから炭が出来るまでのお話をして頂きました。

みんなのお爺さん達の時代にはこの地区も炭焼きが盛んに行われていましたが、現代ではほぼ皆無になりました。

お父さんやお母さんも炭焼きは知りません。

子ども達にとっては貴重な体験になったと思います。

炭の種類と用途について牧さんから説明を受けています。

みんな興味津々です。

古田区にある炭窯です。
みんなマスクと軍手をして窯の中に入りました。


焼き上がった炭を紙の肥料袋に入れて外へ出します。
お母さん方も一緒に体験しました。

マスクをしてもみんな鼻の周りが真っ黒クロスケになりました。

窯の中で炭を袋に詰める作業の様子です。

子ども達は窯の中の全ての炭を出し終わるまで何度も交代で作業をしました。
よっぽど面白かったのでしょう!。

窯の中の炭の様子です。
牧さんのお話によると、奥にある炭ほど良い炭だそうです。

薪と一緒に金属の缶に入れた「栗のイガ」「栗の実」「松ぼっくり」「ドングリ」も炭して頂きました。

炭出しのご褒美として子ども達のお土産に頂きました。
お部屋インテリアとして飾ると消臭効果があります。

竹炭の器の上に栗のイガと松ぼっくりの炭を乗せてみました。

インテリアとしていかがでしょうか・・・?