ゴールデンウイーク最終日の5月6日(水、振休)に秀真の里(立田地区)で遊学祭が開催されました。
詳細は以下のパンフレットの内容でした。

第5回 遊学祭の報告

当日はあいにくの小雨でしたが、地元立田小学校のPTAが企画した子供たちを中心とする「篠立の風穴
見学の案内役として森の学校のスタッフ5名も参加しました。
当地区の風穴は三重県指定天然記念物の鍾乳洞で、普段は入洞することはできません。
今回はあくまでも
教育目的の見学(探検ではありません)で特別許可を得て入洞しています。

見学希望者が多かった為、7班に分けて案内しました。

「篠立の風穴」見学参加者  : 立田小学校の児童  36名   その保護者  16名
                   地区外の子供   10名   一般参加者  22名
                   案内係り  7名(PTA会長、副会長、森の学校スタッフ)
                   合計 91名



小雨の降る中、午前8時半に篠立生活改善センターに集合しました。

同センターでは、CBCラジオでおなじみの伊藤秀志さんのトーク&ライブも開催されました。

入洞前に立田小学校PTAの会長から「篠立の風穴」の説明と注意事項についてのお話がありました。

みんな行儀良くお話を聞いています。

この「篠立の風穴」は旧白石工場の隣にあります。
この旧白石工場はコスプレの隠れた名所になっています。 毎週のように休日になると関東や関西等からコスプレイヤー達が来ているようです。
(事前の下見で「うる星やつらのラムちゃん」に出会ってびっくりしました。)

所々床等が腐っていて大変危険なので、絶対に工場跡への立ち入りはしないで下さい。

「篠立の風穴」は昭和52年に三重県指定の天然記念物に指定されており、普段は入洞する事が出来ません。

今回は教育目的で特別に許可を得て入洞しています。

上から下がってきているのが鍾乳石です。
下から上へのびているのが石筍といいます。

この鍾乳石石筍が1cm成長するのに約100年かかります。
そのことから考えるとこの「篠立の風穴」が出来たのはいつの時代でしょうか?

もしかすると恐竜が生きていた時代かも・・・?

この「篠立の風穴」には世界中でこの洞窟にしか生息していない生物もいます。
その代表的な生物がシノダチメクラチビゴミムシです。
人権団体からクレームが付きそうな差別用語の虫ですが・・・ その他にも目の見えない虫が沢山います。

また、コウモリも沢山住んでいます。

「篠立の風穴」の入り口です。
階段を上って入洞します。

くどいようですが、普段は入洞できません。