
ホタルなんでも館

| 昭和63年6月12日古田赤尾川にホタルが大発生。 水中点減を始めた。 圃場整備のため休耕田となり、農薬を流さない清流にかわにながたくさんいたからである。 近県からくる車もあり、見事なホタルの発生に古田は沸き返った。 平成6年山村留学生7人も混じって立田小学校では220万円の予算をもとに、ホタルの飼育を始めた。 指導者は静岡県伊東市の蛍夢企画の清水弘征先生。 飼育槽水の循環方式をとり、子ども一人一人の名前を飼育槽につけ約2万匹を孵化する。 幼虫4,5千匹を人口川に放流(3月)羽化(6月)という順で成虫になると500匹位減。 飛び立つ様は美しい。 ホタルの餌のかわになは職員が集めてくる。 平成15年度は、かわいなと共にホタルの幼虫を十軒ほどの家に預けホタルの里親制をとった。 平成15年度の記録 終令幼虫 3008匹(3月17日) 幼虫上陸 631匹(4月1日〜4月30日) 飛翔数 1507匹(5月30日〜6月10日) 産卵数 29400匹(7月6日) 羽化開始日 (7月6日) 飼育数 飼育槽20500匹 残りは地区の用水へ 子ども達の手紙、老人クラブ各人に配布、飛翔する夜はバスの送迎があって校庭は賑わう。 併せて子ども達のホタル飼育記録発表。 今やホタルの里として地区を挙げてホタルに関心を持っている。 平成7年には立田小学校創立百周年祭で式典が行われた。 百年誌発刊(明治27年〜平成7年)ホタルを飼育する苦労と発展的な喜びが体育館に満ちていた。 |