第10回 遊学祭のご報告




 ゴールデンウイークの最終日(5月6日)、絶好の五月晴れに恵まれた立田地区で「第10回遊学祭」が開催されました。

 今年も好天にも恵まれて大勢いのお客様が「秀真の里(ほつまのさと)」を訪れて頂きました。

 私達森の学校のスタッフも地域のボランティアの一員として毎年恒例の「篠立の風穴」見学会の案内役を務めさせて頂きました。

 今年は75名の一般のお客様が見学に参加頂きました。

  篠立の風穴入洞者数:立田小学校の児童とその保護者、教員 60名
                一般の入洞者  75名
                森の学校スタッフ  4名 、 受付担当 4名
                合計入洞者 143名

 一般のお客様の案内は森の学校スタッフ4名が対応しましたが、今年は事前に新聞記事として載らなかった為か昨年と比べて見学者数が少なかったように思います。
 でも、これぐらいの人数が最適と感じました。

 ちなみに私は立田小学校の児童と一般のお客様の案内を含めて5回入洞しました。
 洞窟独特の香り(蝙蝠の糞尿の匂いと湿気の混ざった何とも言えない匂い)に頭はクラクラ、胸はムカムカでした。

 ※この「篠立の風穴」は三重県指定天然記念物で環境保護の為、普段は立ち入る事が出来ません。年に1回だけこの「遊学祭」の日に見学する事ができます。 

 その他、上記のパンフレットのとおり立田地区内で色々なイベントが同時開催されました。

 訪れたお客さまは、立田地区の自然と人情を満喫して頂けたと思っております。

 当日は地元のケーブルテレビCTYの取材もあり、ニュースエリア便で放映されました。



風穴の様子

立田小学校の児童と保護者

8時過ぎ、一般のお客様の前に地元立田小学校の児童と保護者が入洞します。

PTA会長さんから入洞に関する注意事項を説明しています。


篠立の風穴は員弁川の源流脇に入口が有ります。

この階段を上がると・・・

  真っ暗な神秘の世界が・・・

     口を開けています。


入口は常時柵が設置されており施錠されています。

許可が無いと絶対に入洞できません。



観光地化されていない自然のままの姿の中を進みます。

まるで恐竜に飲み込まれて腹の中を通っているようです。


上からツララの様に下がっているのが鍾乳石です。

下から竹の子の様に出ているのが石筍です。

100年で数ミリ成長します。

遠い将来、鍾乳石と石筍が繋がって石柱になります。 何百年何千年後でしょうか?


「ウワァ〜 蝙蝠の襲撃だぁ・・・」


風穴の中には沢山の蝙蝠が住んでいます。


「蝙蝠さん脅かしてゴメンナサイ」


一般の見学者


立田小学校の児童達の見学が終わった後、一般見学者向けの受付が始まりました。

「お・も・て・な・し」の心でお迎えしました。

入洞前に簡単な篠立の風穴の説明を行います。
 当風穴は昭和52年に三重県の天然記念物に指定されました・・・

 洞窟探検の事をCaving(ケービング)と言います。そして洞窟探検家の事をCaver(ケーバー)と言います。
 今日は皆様はCaverになったつもりでお楽しみ下さい・・・

さわれる位置にある鍾乳石と石筍に一堂感激



古田多目的集会所


古田多目的集会所では歌謡ショウとスコップ三味線の演奏が行われました。



街かど博物館


街かど博物館ではおでんの販売と「木工細工教室」が開催されました。
幼児や小学校低学年の子ども達で賑わっていました。



明行寺


真宗大谷派の明行寺ではマジックショーが行われました。
マジシャンのカードさばきに皆・?・?・?・?・・・

また、明行寺下の空き地では屋台も出店し大賑わいでした。



立田会館


毎度、遊学祭の〆は、立田会館に集まりパフォーマンスショウです。
今年は大道芸「加藤みきお」さんに親子のピエロで大道芸を披露して頂きました。