第2回 平成24年 5月 3日  竹の子掘りと旬を食べよう


 森の学校の活動としては毎年春の定番となった「竹の子掘り」を今年も開催しました。

 今年は例年に比べて春の到来が遅かったので、竹の子も遅く顔を出すカナ?・・・と思っていましたが、ナント今年は竹の子の当り年ということで、4月の後半からニョキニョキ、ニョキニョキと顔を出しています。
 竹の子以外にも山菜全般に例年より早く顔や芽を出しています。

 昨日から大雨が降っていて今日も雨を覚悟していましたが、早朝にはすっかり雨も上がり良いコンディションでの活動になりました。 きっと子ども達の日ごろの行いが良いから雨も上がってくれたと思います。

 また、今回の活動は竹の子を掘るだけでなく、「掘った竹の子と他の山菜達を皆で料理して食べちゃおう!」 という楽しい活動にしました。

 但し、竹の子にはアクがあるので、実際に料理をしたモノは事前にスタッフが掘ってアク抜きしたモノを使用しました。  エグイ味だと子ども達が竹の子を嫌いになっちゃいマス (^_^;)


 さて、沢山掘ることができたでしょうか?

       竹の子料理のレシピ (COOKPAD)



   参加人数 : 小学生 10人、中学生 3人、園児以下 4人、保護者 7人、スタッフ 7人

            合計 31人 



 朝8時に毎年お借りしている明行寺の竹藪に集合しました。

 今年は竹の子が沢山顔を出しています。

 また、ヤマヒルも沢山います。 注意してネ!


 低学年の子ども達はお父さん、お母さんと一緒に掘りました。

 特にお母さん達の眼の色は違います・・・

   「今晩のおかず!
     今晩のおかず! ・・・」



 子ども達の「どや顔」大会です。

 この満足な顔を見てやって下さい。



 「アッチにも有る」、「コッチにも出ている」

 子ども達は夢中で掘っています。

 皆カゴに入りきらないほど沢山掘りました。

 「オイオイ そんに掘ってどうするの?」 

 たぶん1週間は毎日竹の子料理カナ?・・・





 竹の子掘りの後は、生活改善センターに集合して竹の子料理を作ります。



 お母さん達や女性スタッフが中心となって、
  ・竹の子御飯
  ・竹の子の煮つけ
  ・竹の子の天ぷら
  を作ります。


 また、私が採ってきた山菜の女王コシアブラと岩魚やアマゴの天ぷらも作って頂きました。





 子ども達は竹の子を切るお手伝いをしています。

 手を切らないでネ!


 お父さんと男性スタッフは焼き竹の子を作りました。

 比較的小さい掘りたての竹の子を炭火で皮なり焼きます。

 少しエグ味がありますが、掘りたてならではの贅沢な味です。

 また、私が釣ってきた岩魚の塩焼きも作りました。


 小さい子も「オイチイ、オイチイ」と言って食べてくれました。



 さあ、竹の子御飯も炊きあがりました。

 机を並べて皆で食べましょう!

 いただきま〜す!!

 みんな喜んで食べてくれました。

 おかわりをする子も大勢いました。

 「立田の自然の旬を食べる。」

     この経験を・・・

       子ども達の記憶のどこかに・・・

         いつまでも、いつまでも・・・

           残してくれると いいなあ・・・