オペレッタ

 19世紀パリを席巻したオッフェンバックのオペレッタは、本拠地をウィーンへと移し、ウィンナ・オペレッタとして黄金時代を築く。スッペ、ヨハン・シュトラウス2世、レハール、ミレッカー、カールマンらの生み出した甘美な陶酔は、今もウィーンを中心に生き続けている。

 このオペレッタがイギリスへ渡り、ミュージカルへと変貌する。さらに大西洋を渡ったこの芸能は、アメリカで大輪の花を咲かせ、20世紀の一大商業演劇・音楽の分野へと発達することとなるのである。