日記帳


● 実技試験終了! ●
2005-2/7(Mon)

3年生最後の試験、声楽の実技試験が終わりました。
曲は、一番苦手なモーツァルト…しかも「Voi che sapete」。
なんて言うか、苦手のダブルパンチです。ぎゃふん。

実は、前日までこの曲の歌い方が分かってませんでした。
前日(昨日)に突然ひらめきました。( ゚д゚)ハッ!

というわけで、今日は練習室が空いてないと発声ができないので、
早めに学校に行ったのですが、練習室、がら空き。
さすが声楽科、マイペースなところが素敵です。
私もたいがいマイペースなので、人のことは言えませんが。

お昼は同じく早く来ていたさよちゃん(リンク参照!)と
キャッスル(学食の屋号です。名古屋キャッスルではない。)で
のんびりお昼ご飯を食べることに。
なんだか久々にキャッスルのハンバーグを食べた気がする。
みじん切りになってないタマネギがなんとも哀愁をそそります。

というわけで、あれよあれよという間に試験の順番が近づいてきます。
とにかくリラックス!それだけを心がけていました。
今まで、試験はすごく怖い場だったんです。
終わってからいつも、「なんで私、怖がってんだろ?」と
思うくらい、試験になると((;゚Д゚)ガクガクブルブルしてました。

今回は違ったみたいです。もちろん、ある程度は緊張してましたが、
声がスルスルと出るんです。自分でも、おやっ?と思いました。
今までの練習で一番いいかもしれない。
あ、ここはちょっとまずいな〜と思った所も何箇所かありましたが、
面白いように声が出るんです。自分でもびっくり。
1年間、レッスンで教わったり、練習してきたことが
身についているのかな?と思うと、試験中なのに嬉しくなって、
楽しくなってきてしまいました。不謹慎ですか(´・ω・`)

自分では、本番でこんなに「Voi che sapete」をスムーズに
歌えるとは、正直思っていませんでした。
本当に直前まで、不安で不安でたまらなかったんです。
練習で1度も、しっかりと歌いきれた試しがなかったんです。

それと、今回の試験で初めて、6ホールが気持ちいいと思えました。
6ホールは声楽の試験に毎回使われている、校舎内ではおそらく
奏楽堂の次に広いホールです。今までは6ホールで歌うこと自体、
苦手だったんですが、今回はあんまり気になりませんでした。
むしろ、響きが気持ちよかったくらい。

1回1回、練習を重ねるたびに、レッスンを重ねるたびに、
本番を重ねるたびに、なにかが自分の中に蓄積されていたんだな、
と実感しました。これからもずっと、自分の中にたくさんのことを
詰め込んで行きたいと、改めて思いました。

追記。友人から聞いた話ですが、友人の先生が、
みんなが大曲を歌う中、ケルビーノ(注:Voi che sapeteは
ケルビーノのアリアです)を歌う謙虚な姿勢が良いと
ほめて下さったそうです。
。・゚・(ノД`)・゚・。 身に余るお言葉です。

今日はぐっすり寝ます。昨日もぐっすりでしたが。
そして明日からはさらに新たなスタートです!

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