日記帳


● 忠犬もも、死す ●
2004-12/18(Sat)

うちで飼っていた犬がついに死んでしまいました。
今月の25日に9歳になるところだったのに…

2・3週間ほど前からご飯を食べなくなって、
ついこの前にはミルクをやっと飲んだとこでした。
昨日の夜には、私の帰りを必死に待っていたそうです。

もともと気性の激しい犬で、
家族以外の人間には容赦無く噛みつく犬だったんですが、
私には一番なついていました。
昨晩は家族にも噛み付こうとしていたそうです。
ふらふらなのに、必死にうなって、私を呼んでいたそうです。

私が帰ると、家のドアの中で腹ばいになっていて、
私のにおいを必死に嗅いで、やっと安心したようです。

私がその場から立ち去ろうとすると、
無理に起き上がろうとして毛布から転げ落ちてしまったり…
最期まで立派な忠犬でした。

今日の朝、私が起きるのを待っていたかのように、
静かに息を引き取りました。
最期はよほど苦しんでいたのか、
口に毛布をくわえて放しませんでした。
この毛布は、私が使っていたお古だったんです。

いつかはこうなる、とは分かっていたことですが、
やはりとても悲しいですね。
もしも言葉が届くなら、こう伝えたい。
私はお前の飼い主で、幸せでした、と。

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