日記帳


● 学生最後の合唱 ●
2004-12/6(Mon)

合唱最後のオケ合わせがありました。
来年からは合唱を履修しなくてもいいので、今年で最後。
明後日には本番も終わってしまう。

分かっていたことだけれど、やはり寂しい。
1つのことが終わることって。

3年間、曲数は少ないけれど、
様々なことを学んだ。

たかが合唱、されど合唱。
私にとっては決して気の抜けない授業だった。
寝てる子も何人もいた。けれど私は、
1年の頃、最初に合唱の先生が言った言葉を
いつも忘れることが出来なかった。

「合唱をおろそかにする演奏家は、ソロでも駄目だ」と。

合唱がうまければソロがうまいという意味ではない。
合唱の授業は、週に2コマある。
1週間だけだと少ない時間だが、
それを1年間、2年間と積み重ねていけば、
実はレッスンよりも多い時間になる。
(レッスンは基本的に週1回だから)

合唱で適当に歌っていると、必ずその悪いくせは
自分にはねかえって来る、と先生は教えてくれた。

技術的なことしかり、精神的なことしかり。
合唱だから、と言って音楽をおろそかにするな、
そういった心構えはソロの時にも現れてくる、と。

今、こうして3年間の合唱を振り返ってみて、
私は自分の果たす分をやり遂げた、と
自信を持って言える。

明後日はメサイア本番。
合唱で神に讃美をささげることが出来るとは、
なんと素晴らしいことだろう。
自分の持てる力の全てを出し切りたい。

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