日記帳


	●　すさまじい２日間：その１　● 2004-7/10(Sat) 今日は、学校のＫ先生にコンサートのチケットをもらったのでるんるんで行ってきました。友人を誘って。演奏曲目はバッハの「ヨハネ受難曲」。しかし、コンサート前に慣れない新宿をうろうろしたのが災いしたのか（←田舎者）、コンサート直前になって頭痛が。友人に頭痛薬をもらって飲んだものの、コンサート前半は痛みのため死んでおりました。しかも２階席のサイド（指定席）だったため、肝心の先生の姿がまるで見えない！ヽ(`Д´)ノｳﾜｧﾝそれでも内容も音楽もきっちり聴くという根性を褒めてください（↑あたりまえ痛みと戦いながらも、聖書の内容通り（途中の合唱は付け足し歌詞がほとんどだが）なので、ちょっと興奮気味。休憩を挟んで後半、前列に人が来ないので、友人と２人でじりじりと前の席に移動。おぉ！これなら先生の姿もばっちり見える！しかも後半は歌うとこいっぱいじゃん！と、このあたりで頭痛薬の効き目が出て来たようです。「このイエスに罪は認められない」と発言するピラト（＝Ｋ先生）カッコイイ！惚れたぜこんちくしょう！（口悪っ！）歌うますぎだよぅ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡足元にも及ばない… しかも、イエスが息を引き取った時に神殿の天幕がまっぷたつに裂ける、という箇所では本当に地震が！(ﾟДﾟ；≡ﾟДﾟ；)?! おおぉ、すごい演出だなぁ！（違こんな具合で、興奮しつつも、新幹線の終電に間に合わせるため、先生にも会えずに会場をあとにすることに。この時、２０時半。友人と別れ、方向音痴ながらも、なんとか品川までたどり着く。さて、あとは新幹線に乗れば自動的に名古屋だっ！と、るんるんしながら携帯を見ると、何やら光ってる。ん？友達からメールか？あまり深く考えずにチェックしてみると。親からのメールだ。「明日、何か賛美をしてほしいだって」何？！要するに、「明日の礼拝で何か賛美をしてほしい、と牧師先生が言ってきたよ」ということか？！相変わらず言葉の少ないメールだ！ＯＫ、落ち着け、私。今は２１時過ぎだ。家にたどり着くのは、どう見積もっても０時過ぎだ。それからどうしろと？！私はクリスチャンホームに生まれ、私自身もクリスチャンだ。だから、教会で賛美できることは、とても嬉しい。だが、今は状況が状況だ。何も用意してないではないか！新幹線に乗り込んでから、色々と考えを巡らす。何か歌う、といっても伴奏なしでは無理だ。でも、教会の奏楽者は初見がきかない… となると、自分で録音して伴奏くんで流すか… 今日、先生のコンサートを見に行けたのも、何かの意味があるに違いない。（←思い込み激しいそういえば合唱が「（イエスを）十字架につけろ！十字架につけろ！」と叫んでいたなぁ…… あれは、私の罪が、イエスを十字架の上で殺したんだ… ん？十字架上のイエス？そういえばそんなような歌、メサイアになかったっけか？ ( ﾟдﾟ)ﾊｯ!　あれだ！メサイアの「He was despised」（彼は侮られ）だ！（歌詞は「音楽と聖書」でチェックしてね）あれなら伴奏も自分で弾ける。歌詞も分かってる。音は…なんとかなるだろ（ぉぃぉぃと、頭の中で討論すること２時間、名古屋に着き、いそいそと家路を急ぐ私。この時、１１時半。そしてやっとの帰宅。時は０時過ぎ。親に簡単にコンサートの内容を告げ、明日（もう今日だが）歌う曲を決めたことも告げる。親は曲名を聞いても(・ω・)？ってな感じなのでとりあえず楽譜を取り出し、まずは伴奏練習。１回試し弾き。ＯＫ、これなら弾けそうだ。む？ちょっと待った。やけに伴奏に長い音符が多くないか？伴奏者と合わせる場合、この曲は取り立てて難しい曲ではない。しかし、自分で弾いたものの録音に合わせて歌うとなれば、話は別だ。音符が長い＝伴奏とずれやすくなる、ということを意味する。伴奏がじゃかじゃかとリズムを刻んでくれていれば、なんのことはない、それに合わせて歌えばいい。だが、伴奏が長い音符だと、録音した時と同じカウントを正確にしないと、伴奏と激しくずれてしまう。長い音符のいくつかは、間にカウント用の隠し音を入れることでカウントのずれをなくすことができた。問題は、最初に戻る直前の１フレーズ。１小節ほど、まるっと休符なのだ。その間に歌が歌い、歌のフレーズの終わりに「じゃん、じゃん！」と伴奏を入れなければいけない。だが、カウント用の音など入れられない。しかも、その部分だけ、直前のテンポと違うのだ。こうなったら感覚でつかむしかない！早速録音開始。なんとか２度で録音終了。（私にしては異例の早さである）その後、PCでちょいちょいと音の違いを修正。便利な世の中だ。その後、実際に合わせて歌ってみる。時は既に夜中の１時。本番前なら寝ていなければいけない時間だ。いや、それよりも、そんな時間に歌っていられる我が家に驚くべきか？口ずさみながら弾いたものの、やはり「じゃん、じゃん！」の所が合わない。 PCで音を修正しつつ、また歌ってみる。その繰り返し。何度かやって、なんとか納得の行くタイミングになる。さっそく完成版をFDに保存し、その日は（もう当日だが）余計なことを考えずに寝ることにした。なんてせわしない１日だったんだ。 →次の日に続く。