ベッリーニ作曲:オペラ「清教徒」より:エルヴィーラのアリア
〜V.Bellini:Opera“I Puritani”:Aria di Elvira〜
Son vergin vezzosa in veste di sposa: Son bianca ed umil qual giglio d'april: Ho chiome odorose cui cinser tue rose: Ho il seno gentil del tuo bel monil. Qual mattutina stella Bella vogl'io brillar: Del crin le molli anella Mi giova ad aggraziar. A illeggiadrir la prova Deh! non aver a vil, Il velo in foggia nova Sul capo tuo gentil. O bella, ti celo Le anella del crin, Com'io nel bel velo Mi voglio celar. Ascosa, vezzosa, Nel velo divin, Or sembri la sposa Che vassi all'altar. Se il padre, s'adira, Io volo a mia stanza; Ah, poscia, o fedel, Tu posami il vel. |
私は婚礼の衣装に身を包んだ愛らしい乙女、 4月の百合のよう純潔でしとやか。 芳(かんば)しい髪は、あなたの薔薇に包まれ、 優しい胸は、あなたの美しい首飾りをつけています。 明けの明星のように 私は美しく輝きたいのです。 この柔らかな巻き毛を 美しく飾る必要があるのです。 今、流行のこのヴェールを あなたの優しい頭に乗せ、 美しさを引き立たせようとするのを ああ!さげすまないで下さい。 まあ、美しいお方、 そのあなたの巻き毛を覆います。 私が、美しいヴェールに 包まれたいように。 聖なるヴェールに 隠された優雅なお方 今、祭壇に赴く 花嫁のように見えますわ。 父上をご立腹させるようなことになれば… 私、部屋に飛んで行きます。 ああ、誠実なお方、後ほど あなたが私にヴェールをかけて下さい。 |