La donna è mobile


女心の唄

ヴェルディ作曲:オペラ「リゴレット」より:マントヴァ公爵のアリア
〜G.Verdi:Opera“Rigoletto”:Aria del Duca di Mantova〜


La donna è mobile
qual piuma al vento,
muta d'accento
e di pensiero.
Sempre un amabile
leggiadro viso,
in pianto o in riso,
È menzognero.

È sempre misero
chi a lei s'affida,
chi le confida,
mal cauto il core!
Pur mai non sentesi
felice appieno
chi su quel seno,
non liba amore!

女というものは移り気なもの、
それは風に舞う羽のよう、
言葉と思いを
すぐに変えてしまう。
いつも愛らしく
しとやかな顔つき、
涙の中でも、笑いの中でも、
それは、うそ偽り。

みじめなのは、いつも
そんな女に心を許し
その女を信ずる者、
心に隙を持つがゆえに!
それでも
女の胸の上にいて
至上の幸福を感じない者は
愛を味わうことのない者なのだ!