ひまわりの栽培の流れ
標準的なひまわりの成長をもとに表を作りました。天候や栽培密度・品種などによって若干違いがでます。

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栽培の流れ

種まきから発芽まで 生育期 蕾みができる 開花 枝分かれの開花 種の採取

解説
種まきから発芽するまで平均で約一週間掛かり、発芽から開花するまで2ヶ月掛かります。
つぼみができてから開花するのに2週間を必要とし、花が咲いている期間は一本咲きのものとそうでないものとで大きな差が出ます。
種の採取に適した時期は、花が枯れてから約一ヶ月過ぎた頃からになります。


栽培の流れを画像と併せて見る






stage1 種まき

種まきから、平均1週間で発芽する。
この期間は毎日水やりをする。
stage2 発芽

種の殻は芽を中に含んだまま土の中から顔を出す。
発芽に適した気温は、20〜25℃程度。
stage3-1

子葉には種の殻が付いたまま。
毎日観察していなければこの状態を見ることができない。
stage3-2

子葉が開くと共に、種の殻が離れて落ちる。
発芽当初は、どの品種も双葉で葉が開く。
stage4 小苗

種の殻が落ち、葉が大きく成長し四つ葉になる。
stage5 小苗2

この時期から少量ずつ肥料を与えると大きく成長する。
間引きはこの頃にするとよい。
stage6

種まきから、約7週間でここまで成長する。
stage7-1 蕾み

小さな蕾みができる。
蕾みの形成から開花するまで約2週間かかる。
stage7-2 蕾み2

蕾みが大きく成長する。
品種によって蕾みの形は異なりますが、この形の蕾みが一般的によくみられる。
stage8-1 開花

花が開いている期間は約2週間。
一本しか花が咲かないものは、満開になればすぐに枯れはじめる。
花冠の中央部ではすでに小さな種が成長し始めている。
stage8-2 開花2

一本咲いた後、サイドから何本も花が咲く品種がある。
比較的長い期間、花を楽しむことができる。
stage9 枯れる

花が枯れると種が大きく実り始め、その重さでヘッドが下に垂れる。
採種時期までは、花が枯れてから一ヶ月前後必要とする。
stage10 種の成熟完了

全体が茶色く枯れると共に、種の成熟度は増していきます。
種の堅さ(成熟度)をランダムにテストし、合格すればヘッドをカットし2〜3週間自然乾燥させ種を保管する。

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