ひまわりの育て方


栽培ごよみ

区分/月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
寒い地方
暖かい地方
タネまき期 生育期 開花期
どちらかわからない人は 種を蒔く時期  − 5月の中旬〜6月の中旬まで
花の咲く時期  − 7月の中旬〜9月の中旬まで
(その年の天候によって多少変わります。)


私が学んだ栽培術

畑での栽培の場合(植え替えはしません)

  • 種まき

 軽く耕して土を柔らかくした後、種を1粒ずつ、指であけた穴(人差し指の第2関節くらいの深さ)に押し込むように植えて、そっと土をかぶせます。タネにかける土の厚さは10mm程度です。(3mm以下の小さい種の場合は、厚く土をかけると発芽が遅れたりするのでタネにかける土の厚さは10mm以下に浅めにする。)後は、十分に水やりをして土の表面を湿らせてください。種まきは夕方に行うのが理想です。あとは、種まきから発芽するまで平均一週間かかるんですけど、毎日朝・晩の2回は水やりをして土の表面が乾かないようにしてやって下さい。
  • 水やり
 ひまわりは暑さに強い植物ですが、水やりを忘れてしまうと、やがて枯れてしまいます。毎朝・毎晩、適度に水をあげてください。ひまわりが喜びます。水やりの仕方は、土の表面だけじゃなく、ひまわりの葉茎の全体にまんべんなく水を掛けてやって下さい、ハダニ(害虫)の予防にもなります。また、毎日水やりをすることで、ひまわりに接する機会が増え、病害虫の早期発見にもつながりますので、欠かさず水やりをしましょう!ただし、水の与えすぎには注意してください。
  • 肥料を与える
 大きなひまわりに成長させたい方は、種まき前(原肥)と小苗の時(追肥)からの2段階に分けて肥料を与えてやってください。肥料には、原肥に培養土や腐葉土。追肥には液体肥料や化学肥料がおすすめです。追肥の時期は、芽が土から顔を出した後、小苗(草丈10cm以上)の時から路地植えの場合は1週間に1回、鉢植えの場合は2週間に1回のペースで、株元の周りに肥料を与えます。少量を回数多く与えることで、立派で大きな花を咲かせることができます。
 栄養抜群のおすすめの肥料には、原肥に「ガーデニングエードボール」、追肥に「花工場原液」です。どちらも、3大栄養素のチッ素、リン酸、カリに加えカルシウムがたっぷり入っているので、植物の根の生育・リン酸の吸収を促し、花着きを良くし、大きな実りのある種をつけることができます。
  • 種の採取
 花が咲き、やがて花は枯れます。そしたら、種の実りが始まり、花の中心から盛りあがり、その重さで下向きに垂れるようになります。花が枯れてから一ヶ月以上が経てば採種可能な時期になります。そしたら、種の硬さ(成熟度)を調べます、花冠の中心にある種と外回りにある種を数個採取し、種の中心部を指で強く押してもびくともしないくらい硬かったら、種の実りは完成しています。そしたら茎ごと花を切り、日中風通しの良いところに置き2〜3週間くらい乾燥させます。この時、鳥が種を食べに来るので乾燥させる場所には注意してください。十分に乾いたら種を取り、袋に入れて涼しいところに保管し、また来年も立派なヒマワリを咲かせましょう。

鉢へ植え替えての栽培の場合

  • 植え替える
 芽が出でまもなく、鉢に植え替える場合は、次のことに注意しましょう。
1.植え替え時は水分を失いますので、水やりを朝・昼・晩の3回する
2.一日中、日が当る場所は避ける
3.肥料を与える
  • 花が咲く
 鉢へ植え替えての栽培の場合、このように小さな花が咲き、ひまわりアレンジメントに最適の大きさになります。この時は、あまり肥料を与えずに育てました。

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