Sunflower arrangement 〜向日葵を使ったフラワーアレンジメント〜


2004年のアレンジメント
2004年の作品

2004年は私がひまわりを選びカットし、母親がアレンジメントしました。去年よりも、たくさんのひまわりを使ったので、ちょっぴりゴージャスに仕上がりました。葉はほとんど切り落とし、花をすこしでも長持ちさせるように心がけました。


2003年のアレンジメント
2003年の作品

今年はこんなかんじで向日葵アレンジをしてみました。今回が2作目で、昨年作ったものよりも、少し豪快に作ってみました。ひまわりの周りには、庭に咲いていた朝顔のような花を添えました。それによって、色のバリエーションが増えて、綺麗に見えるようになりました。
切り花を長持ちさせる方法
切り花が弱ってしまう原因は、葉の表面に無数にある気孔から水分が蒸発してしまって起こる水不足と、花瓶の中でバクテリアが繁殖して起こる導管(=水を吸い上げる時の水の通り道)の詰まりです。根のない切り花にとって、これは最大の問題です。だからこそ、ここに切り花を長持ちさせるポイントが潜んでいるんです。つまり、水分蒸発を最小限にくいとめ導管の詰まりを解消することさえできれば、簡単に切り花を長持ちさせることができるのです!

花を長持ちさせる為の『七つの方法』

  1. 霧吹きで葉を濡らす。葉が濡れると水分を放出させる気孔の口が閉じて、葉からの水分蒸発を防ぐことができます。花弁には水をかけないように注意して下さい。

  2. 切れ味の良いハサミで茎を切る。水分を吸い取る導管の損傷を和らげることにつながり、効率的に水分を葉全体に補うことができます。導管は水を吸い上げる為のパイプの役割をしていますので、茎を切るときは、このパイプを潰さないようにしなければいけません。また、水分吸収をよくするために、茎を切る時は斜めに切り、切り口から水を吸収する面積を広くします。そうすることで、より長い時間を枯らすことなく花を楽しむことが出来ます。

    水中で茎を切れば、導管に空気が入るのを完全に防ぐことができます。斜めに切ることを忘れずに!

  3. なるべく涼しい場所に、花瓶を置く。日が当たる場所や日中暖かくなってしまう部屋ではどうしてもすぐに枯れてしまいますので花瓶を置く場所には注意してください。

  4. ゆったりとしたアレンジメントを心がける。ぎゅうぎゅうでいっぱい花を挿すといけません。バクテリアの繁殖が増え水が汚れやすくなってしまいます。

  5. 毎日、花瓶の水替えをしましょう。水替えを怠ってしまうと、バクテリアが繁殖してしまい、導管が詰まってしまいます。

  6. 葉を切る。花瓶に入ってしまう葉は、切り落としておきましょう。そうしないと、これも同じで水を汚す原因になったり、バクテリアの繁殖を促進させてしまう原因になってしまいます。また、大きな葉は水分蒸発を早めてしまうので、これもカットします。ひまわり一本に0〜2枚の葉が理想です。少なければ少ないほど、花は長持ちします。

  7. 五部〜七部咲きのひまわりを使いましょう。満開に近いひまわりでは、すでに種が大きく実ってしまっており、その重みですぐに首がクニャッとしてしまいます。それを防ぐためにも、種の実りが始まる前の、7部咲き前後のひまわりを使いましょう。

使っているひまわりの紹介。(2003年)

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